【改善事例】ルルベで足裏(指の間)が痛む…バレエ講師のモートン病疑いを克服した事例 | 自由が丘アシスト鍼治療院
症例報告・改善実績

「数ヶ月前からルルベで立ち切ると足裏に痛みが走る…」
モートン病疑いの痛みを克服し、左右差なく立ち込めるようになった改善事例

職業:バレエ講師 / 稼働状況:ほぼ毎日レッスンおよび指導 / 主訴:左足ルルベ時の足裏・指の間の痛み

「数ヶ月前からルルベで一番上まで立ち切ると、足裏の指の間に痛みが走るんです…」

― ご自身のレッスンと生徒さんへの指導で、毎日足を酷使されているバレエ講師の方のお悩み

「無理のない範囲でごまかしながら踊ってきたけれど、そろそろしっかり治したい」と、バレエ講師の患者様がご来院されました。

指導のお仕事に加えてご自身のトレーニングもあり、ほぼ毎日足を動かし続けている状態。
休むことが難しい中で、立ち切る瞬間の鋭い痛みに悩まされていました。

動作の分析:原因は股関節の開きづらさと「足趾の不全」

院内のバレエスペースで実際にバーを使い、ルルベの動作を確認させていただきました。

右足に比べて左足が一番上まで上げきれず、高く立ち込もうとすると指の間に痛みが走る状態。右と比較すると踵が内側に入りやすく、足の指(足趾)がギュッと一箇所にまとまってしまう癖が確認できました。

さらに全身の評価を行うと、股関節のアウト(外旋)可動域が低下していました。
また、ヒールの高い靴を履いて歩く日にも痛みが出るとのことから、足指の間で神経が圧迫されて生じる「モートン神経痛(モートン病)」の疑いがあるとお伝えしました。

股関節の外旋可動域低下による代償動作

股関節が開きにくいため、ルルベの際にかかとが内側へ倒れ込み、足裏の特定部位に荷重が偏っていました。

足趾を「パー」に広げる筋肉と神経の休眠

普段から足裏を使う意識はお持ちでしたが、指と指の間を広げる(パーにする)筋肉と神経のスイッチがうまく入っていませんでした。

つまり、股関節の可動域不足をかばうように立ち込んだ結果、つま先側に負荷が集中し、広がらない足指の間で神経が圧迫されて痛みを出していたのです。

股関節のアプローチ + 足指を広げる神経トレーニング

まずは股関節周りの可動域を広げる施術を行ったところ、その場で立ち込んでいただき「すごい!もう痛くない!」と大きな変化を実感していただけました。

しかし、そのまま踊り続けると使い方の癖で再び圧迫が起きてしまいます。
そこで、足指をしっかり「パー」に広げるトレーニングをお伝えし、3週間やっていただくようにお願いしました。

初日は指をパーにする動きがほとんどできませんでしたが、正しい伝達方法を地道にトレーニングしていただきました。

【施術の経過と変化】

◆ 初回施術直後
股関節へのアプローチのみで、ルルベ時の痛みがその場で大幅に減少。

◆ 2回目(1週間後)
自宅での宿題トレーニングの甲斐あり、自力で足指を「パー」と綺麗に開かせる神経の伝達が復活。

◆ 3回目(2週間後)
ルルベ時の左右差が完全に無くなり、連日のレッスンや指導でも全く痛むことなく快適に踊れる状態へ改善されました!

足裏の痛み・違和感・軸の取りづらさでお悩みの方へ

「ルルベをすると足裏や指の付け根が痛む」「軸がグラグラしてうまく乗れない」といったお悩みには、必ず根本的な原因が存在します。

痛みが起きている足裏だけに湿布やマッサージをするのではなく、股関節の可動域や足指の神経コントロールなど、身体全体の繋がりを特定して正しく整えていけば、必ず改善に向かいます。

「レッスンを休め」と言われてお困りの方、庇い動作でお体を痛めてしまっている方は、一人で悩まずにぜひ一度ご相談ください。あなたが本来持っているパフォーマンスを100%発揮できるよう、全力でサポートいたします。