- 首が詰まる・痛い
- アイソレーションが硬い
- 指先までキレイに伸びきらない
- 肩が上がってしまう
- 高音で首前が張る
- ストレートネックと言われた
- 頚腕症候群
- 胸郭出口症候群
- 上腕二頭筋長頭腱炎
少し専門的な内容も含みますが、治療背景理解の参考にしてください。
▼ 疫学(どれくらい多いのか)
ダンサー・パフォーマーは
オーバーユース(使いすぎ)障害が中心です。
研究結果では、
プロダンサーの約80%がキャリア中に何らかの傷害を経験し、
上半身の痛み(首・肩・背中)は
長時間同一姿勢や反復使用で非常に高頻度に発生するそうです。
声楽では発生障害から来ることが非常に多く、
声の使い方(負荷・頻度・圧)が症状に影響します。
つまり
首肩は「使い方」と「負荷量」で壊れやすい部位です。
負担がかかりすぎてしまう原因
胸郭の固さ+呼吸補助筋での代償
胸郭が広がりづらくなると、
首肩の筋肉が代わりに働くことがあります。
結果、
斜角筋
胸鎖乳突筋
僧帽筋上部など
が過剰に働きます。
つまり
首・肩で呼吸している状態です。
肩甲骨の制御低下
肩は、
肩甲骨が安定して初めて自由に動きます。
しかし疲労や姿勢などで体幹が不安定になると、
肩甲骨制御が落ちます。
代償動作として、
- 肩をすくめる
- 首が緊張する
- 肩関節の可動域の低下
に繋がります。
ストレートネック(傾向)
頭は約5kgあります。
もし頭が前に出る(ストレートネック)と、
その5㎏を筋肉で引き揚げ続けなければなりません。
当然、筋肉・関節に大きな負荷がかかります。
まずはその姿勢の原因となる、
肩関節の可動域制限を取る事が大切です。
続けるとどうなるか?
首肩負荷を放置すると、
- 頸部筋筋膜痛
- 胸郭出口症候群
- 神経症状(しびれ・だるさ)
- 慢性頭痛
などに繋がります。
これはパフォーマンスにおいて、
- 声が抜けない
- 高音が不安定
- 息が浅い
- ターンで頭が残らない
- アイソレが固い
などの症状として感じることが多いです。
研究でも、
痛みを抱えながらパフォーマンス継続すると、
症状が悪化し回復期間が延長すると報告されています。
改善に必要な要素
胸郭の広がりやすさ
胸郭の上下左右前後の動きを確認し、
どこが広がりづらいかを特定します。
場合によって、肩関節や、股関節の治療をします。
肩甲骨・体幹連動
代償動作を続けていると、
胸郭が広がるが使えない。
という勿体ない状況になりえます。
治療にしてもすぐ戻ってしまう原因にも繋がりますので、
呼吸筋や、首の筋肉の使い方の再学習を行います。
体幹・軸から見直し、良い姿勢で、
結果、首と肩が動きやすい状態にします。
当院でできること
できること
- 治療適応範囲かどうかの判断
- 動作分析
- 急性・慢性期の処置と対応
- 可動域改善アプローチ
- 筋機能改善アプローチ
- 舞台・競技復帰プラン
- 再発予防トレーニング
できないこと
- ホルモン異常由来症状
- 骨変形そのものの矯正
- 電気のみの処置
首肩は
原因ではなく
結果として壊れる部位です。
呼吸
体幹
肩甲骨
股関節
これらの影響を非常に受けます。
だからこそ
首だけを治療しても
戻りやすいのが特徴です。
当院では全身を診て、最も適した治療メニューとプランを提案します。
ご納得いただいてから治療を行うように心がけています。
